日本の著作権法では、著作者の死後50年が保護期間だったのが、TPP によりアメリカと同じく死後70年になりそう……と思ったら、ドナルド・トランプ大統領誕生によって TPP の枠組みがいったん頓挫し、著作権保護期間延長問題も棚上げになった……と思いきや、実は勝手に70年延長に決まってたらしいというどっちらけ状態で脱力なのだが、それはそれとして、2018年に著作権の保護期間が切れ、パブリックドメイン入りする作家をまとめている。
ロックとオカルトが大好きなワタシ的には、アレイスター・クロウリーの名前におおっとなるが、リストを見ていて、ウィンストン・チャーチルの名前に、ええっ、彼はもう死後70年になるっけ? と驚いた。が、同姓同名のベストセラー作家らしい。そんな人知らなかったよ!
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日本でパブリックドメインといえば青空文庫だが、2018年にパブリックドメイン入りする人のリストを見ると、うーん、今回は正直地味ですね。『二十四の瞳』の壺井栄、「花子とアン」で脚光を浴びた柳原白蓮、あと政治家では吉田茂くらいですかね。
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[2017年12月31日追記]:ぶくまコメントで気づいたのだが、2018年は山本周五郎という大物がいましたね。失礼しました。