旧聞に属するが、こういうツイートをしている。
ブログがnoteに移っていたりします。元ブログがはてなの場合はそれが顕著です https://t.co/5wWnCInrgD
— yomoyomo (@yomoyomo) October 30, 2020
おそらく加野瀬未友さんの元々のツイートからはズレた指摘かもしれないが、ともかくこの傾向は前から思っていたので、これを機に少しまとめておきたい。飽くまでワタシの狭い観測範囲内の話なので、著名な人に偏っており、これですべてと言うつもりはない。
以下、50音順、敬称略。
- 飯田泰之(id:Yasuyuki-Iida、note、Twitter)
- 伊藤聡(id:campintheair、note、Twitter)
- 荻上チキ(id:seijotcp、note、Twitter)
- おれカネゴン(id:hachi、note、Twitter)
- 楠正憲(id:masanork、note、Twitter)
- 柴那典(id:shiba-710、note、Twitter)
- 辰巳JUNK(id:outception、note、Twitter)
- チェコ好き(和田真里奈)(id:aniram-czech、note、Twitter)
- 戸部田誠(id:LittleBoy、note、Twitter)
- 平野啓一郎(id:keiichirohirano、note、Twitter)
- pha(id:pha、note、Twitter)
平民金子さんも入れようか迷ったが、平民さんの現在の主軸はメルカリなので外した。まだ両方を更新している方も入っているが、主軸は note 側と判断した人を選んだつもりである。そうそう、pha さん、初の小説の刊行おめでとうございます。
課金がやりやすいなど note のほうがパブリッシングの場として魅力的である、あるいははてなという場がかくもイケてない/ネットコミュニティ的に不快な場になってしまった、もしくはその両方といった要因が考えられるが、2013年の時点ではてなには書き手の後押しをするヴィジョンも見識もないと書いたワタシからすると、この流れを何ら不思議に思わないし、ユーザの流出はこれからも続くと予測する。
ただ note が安泰かというとそういうこともなく、コンテンツ配信サイト cakes で最近たて続けに起こった炎上案件による見世物小屋化が note にも悪影響を及ぼさないとも限らない。課金のしやすさをはじめとして「暗い森」の広がりというトレンドへの適応がうまくいったパブリッシングプラットフォームが一気にもっていく可能性がある。
ワタシ自身は、コンテンツをエクスポートする方法がないというリスク、あと IP アドレス漏洩問題時の対応が納得いかなかったこともあり、主軸を note に移すことは今のところまったく考えられない。