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YAMDAS更新、もしくはWikipediaと過ごす昼下がり

コラムライブラリWikipediaと過ごす昼下がりを追加。

どのコーナーにいれてよいか困る文章で、Wikipedia の文章であるが技術系でもなし、読書系かなとも思うのだがそれでも違和感があるのでコラムライブラリに入れたが、このような普通の文章、つまり雑文を書くのが久しぶりで、正直かなり楽しかった。

読んでいただければ分かるように、「意識の流れ」と書くと偉そうだが、数十分の思考の流れを文章にしたものであり、意図的に厄介な問題には深く突っ込まないようにしている。これは書き手としての体力低下も間違いなくあるが。

はてなダイアリー - オープンソースとは

Wikipedia について書いたからついでにというわけではないが、はてなダイアリーキーワードの話。

mhattaさんがはてなダイアリーキーワードの「オープンソース」の記述が問題では、という指摘をされていて、確かにオープンソースが「ソフトウェアのライセンスのひとつ」という説明はおかしい。

mhattaさんははてな市民ではないので、それならワタシが修正しようかと思ったが、変えるとなると、どうも適切な一文が思いつかない。情けない話である。

ちょうど文章を書いたところで力尽きたので、どなたか修正してくださらぬか。

ついでに書いておくと、最近言われる「コンテンツのオープンソース化」(逆ですか?)、はてな近藤さんが言われる「人文系オープンソース」という言葉を指して「俺オープンソース」という向きもあると思うが、ワタシ自身はその辺を緩くとらえていて、面白い話が出るならとりあえずどんどん論点を出していこうや! という立場である。

先週金曜深夜のMOK Radioとワタシの質問

うん、大体いつもの感じだったと思います。それに声割れてたかぁ? 以上、ワタシの感想。

津田大介さんの「先日のMOK Radioの件」を基点に主な反応が読めるので、そのあたりの話は省略。

ワタシが放送前にメールで送った質問は以下の二つ。原文のまま。いずれもばるぼらさん宛て。

  1. 「先日の件」の5月2日に「移転しようとしたがもっと準備してからにする」とありますが、移転先はブログですか?
  2. はてなダイアリーのシステムとしてダメだと思うところ、はてなダイアリーユーザのダメだと思うところをそれぞれガチでお聞かせください。

一応説明しておくと、全然質問が来ないというのを聞いたので、ワタシぐらいマジメに聞きたいことを質問しておくかと放送開始一時間をきったところで慌てて送信したのだが、なんだいっぱい質問来てたじゃない(苦笑)。浮いてましたね。

質問は二つとも読んでいただけたのだが、前者については、放送時点で『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』を入手してなかったので、本に書いてある http://www.jarchive.org/ のことを知らなかったということ。

後者については、ワタシはユリイカのイベントに行ってないので、漏れ伝わるばるぼらさんの発言の真意を伺いたかった(同じように思っている人も何人かいるかなと勝手に思った)のだが、質問の前半部について「システムに問題はないと思いますが…」と答えただけで、あとうやむやで終わってしまったのは残念だった。

ブログ界隈を映画にするなら、キャスティングはこうなる!

といってもアメリカの話。hyku blog の Casting "Blog" the Movie をご覧あれ。日本だとどうなるのかしらん。

個人的には Robert Scoble 役がフィリップ・シーモア・ホフマンというのが一番受けた。この写真の並びだけ見るとピッタリすぎる。

そういえばローレンス・レッシグは、テレビドラマ『ホワイトハウス』で『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『アダムス・ファミリー』シリーズでもおなじみのクリストファー・ロイドが既に演じているが、別にそっくりさんというわけではない。

ここに挙がっているリスト以外で思いつくのは、Clay Shirky近影)のマイケル・スタイプぐらいだろうか……って、彼俳優じゃないし!

しかし、その R.E.M.マイケル・スタイプが、かの『マルコヴィッチの穴』のプロデューサーの一人であることは意外に知られていない。

Peter H. Salus の新作『The Daemon, the GNU and the Penguin』がウェブで読める

『UNIXの1/4世紀』の著者である Peter H. Salus の新作『The Daemon, the GNU and the Penguin』が、SCO 訴訟絡みでもおなじみ Groklaw で、クリエイティブ・コモンズライセンスの元で公開されているのにようやく気付く。

但し、公開されているのは進行中の草稿みたい。現時点で公開されている章は以下の通り。

あと Groklaw 自体もクリエイティブ・コモンズライセンス指定なので、誰か法律関係に詳しい人がポイントとなるエントリを訳してくれるとありがたいな!(他力本願)

佐藤優『国家の罠』とACCS事件

外務省主任分析官だった佐藤優『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』が各所で話題になっている……という書き方をするということは、つまりワタシはまだ読んでないということなのだが、はまもとさんがこの本と ACCS 事件の共通性について書かれている。

ワタシ自身は、「彼が事件で行った行動は、倫理的にみても、一般の人の感覚からしても、有罪相当」という見方には与しないが、「逮捕までに至る「劇場型」の捜査など、非常に今の検察の捜査の仕組みについて理解するのに役立つ」というのは何か分かるように思う。

The Velvet Underground & Nico

Velvet Underground & Nico

Velvet Underground & Nico

980円どころか、800円台である。

これは以前にも書いたことがあるが、ベルベット・アンダーグラウンドのアルバムの中でワタシが一番好きで、また優れていると思うのは、セルフタイトルが冠せられた三枚目である。

ただ一般的認知としてアンディ・ウォーホルがプロデュースし(たということになっている)、また彼がデザインしたバナナのジャケットも有名な本作が最も認知度が高いのは間違いない。実際、本作は "Waiting For The Man" や "Heroin" といったルー・リードが現在まで歌い続けるロックスタンダード、ニコが歌う "I'll Be Your Millor"、"All Tommorow's Party"、"Femme Fatal" の三曲、他にも "Sunday Morning" や "Venus In Furs" など名曲揃いである。もっともワタシなどは、ヘンな表現になるが各曲が強過ぎてアルバムとしてのまとまりに欠けるように思えるのだが。

さて、ルー・リードジョン・ケールの両方とデキて、この極悪タッグの間に緊張をもたらし、後のジョン・ケール脱退の最初の原因を作ったとされるニコだが、もしかすると彼女はロック最大のサークルクラッシャーだったのだろうか?

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