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チャールズ・ブコウスキーが彼の本を禁書にした図書館に出した手紙

1985年に『ありきたりの狂気の物語』をサディスティックなどの理由で禁書にしたオランダの図書館にチャールズ・ブコウスキーが出した手紙が取り上げられている。

私は作家として、作品の中に私が見るものを言葉で撮影しているだけなのです。もし私が「サディズム」について書くとするなら、それはそれが存在するからであって、私がそれを発明したわけではありませんし、作品の中でいくらか悲惨な行為が起こるのは、そうしたことが我々の人生で起こるからなのです。邪悪なものが多いとしても、私は邪悪に与する者ではありません。

(中略)

検閲は、現実を隠す必要のある人たちの道具なのです。彼らが恐れるのは、現実を直視できないことだけなので、私は彼らに怒りを爆発させることはできません。私はただ恐ろしいほど悲しみを感じるだけです。幼少期のしつけの中で、彼らは我々が存在するという事実そのものから遮断されたのです。彼らは、多くの道が存在するのに、一つの道を見るよう教えられただけなのです。

てっきり四文字言葉で罵倒してるのかと思いきや、なんと丁寧でまっとうな意見なんだ!

ありきたりの狂気の物語 (新潮文庫)

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