WirelessWire News で「美しい友情の終わり」を公開。
今回の文章はちょうどひと月前に告知した内容なのだが、話が暗く、書くのがツラいのが分かっていたので、なかなか書きだせなかった。
で、実際書いてみると、案の定ツラかった。本当はワタシ個人の話ももう少し盛り込むはずだったが、長くなってしまうし、ツラすぎて手が本格的に止まってしまうのを恐れてほぼオミットした。
今回は海外の著名人について知らないと興味が持てない内容なのでアクセスは稼げないが、この連載で AI についての回が3度続いており、そのたびに記事へのアクセスは確実に伸びているのだけど、少なくとも今回は、絶対それ以外の話題について書きたかった。
長くなるといけないと端折った話では、全盛期の Boing Boing のステータスについての逸話がある。2008年にジーニ・ジャーディンが、Boing Boing のエントリから(おそらく人間的なトラブルがあったと思われる)セックスブロガーのウルトラ・バイレットについての言及がある記事を全削除して問題になったことがある。
このときもジーニ・ジャーディンは一切それについて語らず、こうしたときの口の堅さの重要性が分かるが、それはともかく、あるブログの記事削除というマイナーな話題が当時、New York Times、Chicago Tribune、Columbia Journalism Review といったメディアで記事になっていたのに驚くし、隔世の感があると思うわけですよ。
今回の文章のタイトルの由来は言うまでもないだろう。