読書記録にも書いたが、Jessica Livingston『Founders at Work 33のスタートアップストーリー』から興味をひく発言を引用するシリーズ(できれば10回ぐらいやりたい)の1回目である。
すると本当に幸運だったのですが、レストランにいてちょっと黙っていていると、よその席の人たちがネットの話をしているのが聞こえました。彼らはホットメールとAOL、そしてインターネット・ブームが続いていることを話していました。そこで私は言いました。「見てごらんなさい。この人たちはテレビ・ショッピングではなく、インターネットのことを話していますよ。あなたは今、『過去の一部になりたいか、未来の一部になりたいか』を選択しようとしているのです」
これはジョー・クラウス(Joe Kraus)の発言である。『Founders at Work』では Excite の創業者としてインタビューを受けているが、その後に JotSpot も創業している。
上に引用した発言は、クラウスがマーケティング担当 VP をスカウトしたときのもので、スティーブ・ジョブズがジョン・スカリーを口説いた有名な言葉を思わせる勢いがある。その勢いは、インターネットに対する夢そのものだった。ワタシも、自分の仕事は未来のためにある、と自信を持って言いたいものだが……
Founders at Work 33のスタートアップストーリー
- 作者: Jessica Livingston,長尾高弘
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/08/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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