ロック・オブ・エイジズ ブルーレイ&DVDセット(2枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2013/02/06
- メディア: Blu-ray
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1987年のロサンゼルスを舞台にしたミュージカルの映画化で、この1987年というのがポイントで、本作で全編流れる音楽はポイズンやデフ・レパードといった80年代的ヘビーメタル(ヘアーメタル)であったりフォリナーやジャーニーといった当時渋谷陽一から「産業ロック」と罵られていた種類の音楽であり、ロックファン的には趣味が良くないとされることが多かった。
映画『レスラー』の主人公はそうした音楽を愛していて、ガンズ・アンド・ローゼズ最高、ニルヴァーナ以降音楽がつまんなくなったと嘆いていたが、ワタシ自身やはり少年期にずっと流れていた音楽なわけで、いくら現在の自分の趣味からするとアレであっても、やはりこう懐かしいものもあるんですね。
さて本作についてはほとんど肯定的な評を聞いたことがないのだが、ワタシとしては、アレック・ボールドウィンとラッセル・ブランドのカップルが見れるというその一点だけでこの映画を全力で擁護したいと思う。性差別的な側面を持つ80年代ロックが主人公の映画でアレック・ボールドウィンとラッセル・ブランドがカップルをやっている、これをチャーミング、素晴らしいと言わずして何のために映画を観てるんだ(自分でも何を書いてるかよく分からなくなってきている)。
あとこの映画にはトム・クルーズが堕落したロックスター役で出ているが、割とどうでもいい。あと本作は最後『glee/グリー』みたいでなんだかなと思ったが、多分本作の元となったミュージカル版のほうが『glee/グリー』より先なんだろうけど。