- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/07/06
- メディア: DVD
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今ではアダム・サンドラーがシリアスな映画に出てもさほど驚くことではないが、この映画に関しては俊英ポール・トーマス・アンダーソンの新作の主演がアダム・サンドラー!? と困惑する空気があったような記憶がある。
ただナイスガイなのだけど、家族からのプレッシャーにキレてしまう幼児性をもった主人公、というキャラクターはアダム・サンドラーにぴったりで、実はおかしなキャスティングではない。
本作はこれまで以上に彼一流の流麗なカメラワークが堪能できるし、特に主人公がキレたりピンチに陥る場面の映像は見事でし、仕掛け画みたいになってるところもよかったね。
ただ、舞台がハワイに移ってからが個人的にちょっとピンとこなくて、総体としては今一歩というのが正直な感想である。