少し前の記事で恐縮だが、個人的には「ボット」のストアが App Store 以来の大革命となるかもしれないというのがなんというかギャグに思えた。
こうかくとバカにしているようだが、そうでなく、「ボット」という言葉が持つイメージの問題で、ワタシなど真っ先に浮かぶのはスパムボットであり、次にツイッターのボットなのだが、こちらもある意味スパム的で、要は元々その言葉にあまり好感や重要性を感じられないわけである。
しかし、フレッド・ウィルソンの2016年予測にも「ボット」の話があり、両者に符合するものを感じるのだ。今年は「ボット」が熱いのか?
Slack がエンタプライズ内に行き渡り、スパムが問題となり、サードパーティのスパムフィルタが登場する。同時に Slack プラットフォームが軌道に乗り、Slack のボット作成がエンタープライズ分野における次の目玉になる。
バズワードとその内実──2015年の振り返りと2016年の展望(後編) - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
Slack といえば、「Slack、君と別れようと思う。」という文章を読んだばかりだが、やはりこういう問題は起きていたわけだ。生産性をポイントにするなら、スパムフィルタとボット作成が重要というのは分かる話である。