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『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』が国会図書館に納本された

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、以前矢吹太朗さんに国会図書館への納本を勧められ、ワタシもその旨を書いたのだが、例によってワタシが病的にものぐさなため、実行できてなかった(申し訳なし)。

それに業を煮やして、というわけではないようだが、達人出版会高橋征義さんが国会図書館に納本くださった。ありがたい!

いずれ、国立国会図書館オンラインで検索したら、『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』の情報も出てくるようになるはずだ。

ところで高橋征義さんというと、技術系同人誌即売会技術書典について語る講演動画が日本電子出版協会のサイトにおいて、プレゼン資料とあわせて公開されているので紹介しておく。

この講演動画を見ながら、ふと高橋征義さんについて思ったことを書いておく。

これは確か昔小林よしのりが書いていたが、漫画家はヒットを2作飛ばして初めて本物と認められ、3作ヒットを出せれば大家と認められる(手元に出典がないのでうろおぼえ)。

ここで「ヒット」を「インパクトのある仕事」に置き換えて考えるとして、それを高橋征義さんに当てはめた場合、日本Rubyの会会長としての Ruby コミュニティに関する仕事全般が大きな「ヒット」だろう。そして、それに付随する形ではあるが、高橋メソッドという個人の「ヒット」も高橋さんは飛ばしている。

そして、(『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』の版元である電子書籍専門出版社の)達人出版会も……と書きたいのだが、現状「ヒット」とまでは言えないだろう。例えば、ワタシの電子書籍が100万部売れていたら言えるかもしれないが、それは著者の力不足などあり現実になっていない。

しかし、技術書典はもうこれは「ヒット」と言って差し支えあるまい。つまりは、技術書典の成功をもって、高橋征義さんはこの世界における「大家」の域に達したのではないか。

だからどうしたというのではないし、ワタシの高橋さんへの対応が変わるわけではないのだが、そうした人と仕事ができることを素晴らしい幸運だと思っている。

さて、『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』については、もう少し後に、ワタシ自身もそれはまずないと思い込んでいたことをアナウンスできるかもしれない。それまでしばしのお待ちを。

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