2020年公開予定の新作についての情報もぼちぼちニュースになっているクリストファー・ノーランだが、その彼が映画ファンにお薦めする映画30本のリストが記事になっている。
似たようなリストを以前どこかで見たような覚えもあるが、なにせクリストファー・ノーランといえば当代最高の映像作家の一人だから気になるところ。個々の映画に具体的にどのように推薦の言葉を述べているかは原文をあたってくだされ。
- スタンリー・キューブリック『2001年宇宙の旅』(asin:B07H9G898Y)
- シドニー・ルメット『十二人の怒れる男』(asin:B079VSDLM2)
- リドリー・スコット『エイリアン』(asin:B0083RQEL6)
- ルイス・マイルストン『西部戦線異状なし』(asin:B006QJT5VE)
- ニコラス・ローグ『ジェラシー』(asin:B003GLVZ04)
- ジッロ・ポンテコルヴォ『アルジェの戦い』(asin:B07CKRNLYP)
- リドリー・スコット『ブレードランナー』(asin:B073P9RM7S)
- スティーヴン・スピルバーグ『未知との遭遇』(asin:B004H9PF78)
- デイミアン・チャゼル『ファースト・マン』(asin:B07QP7PKPT)
- アル・レイナート『宇宙へのフロンティア』
- アルフレッド・ヒッチコック『海外特派員』(asin:B012KPHZ3C)
- エリッヒ・フォン・シュトロハイム『グリード』(asin:B00638I9D8)
- スティーヴン・フリアーズ『殺し屋たちの挽歌』(asin:B007RGQBQ2)
- ゴッドフリー・レッジョ『コヤニスカッツィ/平衡を失った世界』(asin:B0012P6CJ0)
- デヴィッド・リーン『アラビアのロレンス』(asin:B018S2EYWQ)
- 大島渚『戦場のメリークリスマス』(asin:B00EYRD30E)
- フリッツ・ラング『メトロポリス』(asin:B00428M8JW)
- オーソン・ウェルズ『秘められた過去』
- フィリップ・カウフマン『ライトスタッフ』(asin:B00JOZR4TC)
- スティーヴン・スピルバーグ『プライベート・ライアン』(asin:B07B17XSLK)
- ルイス・ギルバート『007 私を愛したスパイ』(asin:B011QCTIDA)
- デヴィッド・リーン『ライアンの娘』(asin:B079B8JL3M)
- ジョージ・ルーカス『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(asin:B075M283RQ)
- ブラザーズ・クエイ『ストリート・オブ・クロコダイル』(asin:B01FUIB438)
- F・W・ムルナウ『サンライズ』(asin:B0003060C4)
- リチャード・ドナー『スーパーマン』(asin:B07SGQC84R)
- フリッツ・ラング『怪人マブゼ博士』(asin:B00I8JJMB8)
- テレンス・マリック『シン・レッド・ライン』(asin:B07C4ND317)
- ジュールズ・ダッシン『トプカピ』(asin:B0030FZU5C)
- テレンス・マリック『ツリー・オブ・ライフ』(asin:B00AH85RFS)
たまたまリストの上に有名作が並んでいたので、観たことある映画ばかりかなと思いきや、ワタシの場合観ていたのは30作の半分に満たなかった。お恥ずかしい限りである。
リドリー・スコット、スティーヴン・スピルバーグ、デヴィッド・リーン、フリッツ・ラング、テレンス・マリックの映画が複数チョイスされており、日本映画では『戦メリ』だけですな。しかし、アルフレッド・ヒッチコックやオーソン・ウェルズはそれを選ぶかと思ってしまう(特に後者は、ウェルズの映画で唯一日本でディスク化されていない作品)。
このリストを見ると、『ダンケルク』をはじめとして、ノーランが映画を作る際にどういう作品を参考にしたのか分かる気がしますね。
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