8月に公開されている動画だが、ウェス・アンダーソンが自らの映画を作るスタイルについて語っている。Director's Chair シリーズのひとつですな。
彼の映画へのアプローチの主なポイントは以下の5つ。
- 自らの過去を呼び戻す(Pull from your past)
- 世界を構築する(Build a world)
- 正確さとシンメトリーに集中する(Focus on precision & symmetry)
- ひらめきを見つける(Find your spark)
- とにかく撮影してみる(Just go shoot)
個人的には3がいかにも彼らしいと思った。
動画の中で彼の作品の多くの映像が引用されているが、特に語られているのは『天才マックスの世界』、『ファンタスティック Mr.FOX』、『グランド・ブダペスト・ホテル』、そして『犬ヶ島』あたり。
『犬ヶ島』に関連して、黒澤明と宮崎駿に影響されたことを認めているが、それ以外にも葛飾北斎と安藤広重の名前を出している。
さて、来年公開予定の彼の新作は「ジャーナリストたちへのラブレターのような作品」らしいが、例によって豪華キャストらしくて楽しみである。
ネタ元は kottke.org。
そういえばワタシは未だ『天才マックスの世界』観たことないんだよな。もしやと思い Netflix を検索したが、彼の映画は『ムーンライズ・キングダム』しかないみたい。残念なり。
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