- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2013/08/02
- メディア: Blu-ray
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ウェス・アンダーソンの映画は前作『ファンタスティック Mr.FOX』を観たのが最初で、すごく評判が良かったので期待して観たが、正直あまりピンとこず、彼とは合わないのかと思っていた。
本作は機内放送で観たが、動き回るカメラ、徹底的に制御された画面のカラーリング、最初の場面が家の中に飾る画に重なるところなど、ウェス・アンダーソンらしい箱庭的世界を宣言するところから始まる。結論から言うと、結構楽しめた。
本作はアンサンブルキャストの映画なのだけど、気負ったところがないのがよい。もしかしてこいつブルース・ウィリス? まさかね、と思った登場人物が本当にブルース・ウィリスなのを後で調べて驚いた。あとエドワード・ノートンが善良だけどちょっと抜けたところのある役をやるのは、ワタシ的には『世界中がアイ・ラヴ・ユー』以来だった。