誰だ、ピーター・ジャクソンを「指輪長者」などと言う奴は! 堀井雄二の家を「ドラクエ御殿」というのが間違いなのと同じだ。ワタシにとって堀井雄二は、何より「オホーツクに消ゆ」の作者なんだよ! ……えーと話がずれましたが、ついでに書いておくと、かつて筒井康隆は、小松左京に向かって「沈没成金」と口走って睨まれたことがあるそうです。
さて上のリンク先の画像は、ジャクソンの処女作『バッド・テイスト』の冒頭を飾る名場面なのだが、彼の映画が後にオスカーを独占するなんて当時誰も思わなかっただろう。
『スパイダーマン2』がすごくいいらしいが、その監督のサム・ライミについても同じことが言える。『死霊のはらわた』の時分に、20年後彼がユニバーサルの重役になり、ソニーの業績を支える大作の監督をしていると言ったら、誰もが腹を抱えて笑ったはずだ。
オタクだって勝てるのだ!(ただし、才能と意志と実行力がある場合)