「9031.comのフリーフォント「Major Kong」がau by KDDIの携帯電話「PENCK」で使われている件について」が各所で話題になり、KDDI が謝罪するに至ったが、ワタシが足立裕司氏の文章を読んでピクンときたのは以下のくだり。
ちなみにこのフォントは、僕の好きな映画「博士の異常な愛情」や「ストップ・メイキング・センス」で使われている、Pablo Ferro氏によるタイトルロールの手書き文字にもともとインスパイアされて作りました。
なんということだ。確かにあの特徴のあるタイトルロールはすぐに思い出せるくらい印象に残っているが、誰が書いたのか気にしたことはなかった。いずれもPablo Ferro という方の仕事だったんですな。『博士の異常な愛情』も『ストップ・メイキング・センス』もどちらも大好きな映画なのに、その共通点に気付かなかったのは迂闊である。
そして何となくひっかかったのが、彼のあの手書き文字、つい最近見たばかりのような気がするのである。それも彼のフィルモグラフィーを調べて納得。こないだテレビでやってた『メン・イン・ブラック2』ですな。
映画のタイトルデザイナーについては、名称なんかどもでもいい(2004年7月24日)が詳しい。