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未来は今

邦題は劇中に登場する "The Future Is Now" という文句を使ったもので、原題もこっちのほうがキャプラ的な雰囲気が出てよかったんじゃないだろうか?

ティム・ロビンスジェニファー・ジェイソン・リーも好きな役者さんなのですごく期待してしまったが、コーエン兄弟の映画としては少し抑制が効いている感じが気になった。もちろんただのキャプラの焼き直しにはなっていないけどね。ポール・ニューマンの悪役ぶりは貫禄の一言。

本作は美術が優れていて、しかも例えば『ミラーズ・クロッシング』とは違った意味だけど絵画的で、『ミラーズ・クロッシング』の帽子と同様に「円形」が映画を引っ張るシンボルの役割を果たしている。

あと本作にはサム・ライミも脚本に参加しており、ブルース・キャンベルも登場していてよい感じ。調べてみると、コーエン兄弟の作品には結構カメオ出演してるのね。

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