ダーウィン賞といえば、「愚かな行為により死亡する、もしくは生殖能力を無くすことによって自らの劣った遺伝子を抹消し、人類の進化に貢献した人に贈られる賞」として知られるが、どうも2022年を最後に選ばれてないみたいね。
だからというわけでもないだろうが、これの AI 版を選ぼうというサイトが立ち上がっている。我々人類は、愚かな意思決定を AI に外注するほどになったのだから、文明を再構築する可能性を秘めた人工知能による愚かな行為を称える賞が必要ということのようだ。
この賞は、もちろん AI が関与しており(あるいは投資家向け資料で自信満々に AI を名乗っている)、破滅的で傲慢で倫理に欠けており、影響範囲の大きい失敗が受賞条件となる。
具体的にはノミネーション一覧を見ていただくとして、登録された候補について、すべて受賞条件に適合する/しないをきちんと明示しているのは好感が持てる。
タコベルが導入した音声 AI 注文システム、AI 生成の偽判例引用で規制当局送致された豪州弁護士、パスワードが「123456」で応募者データを漏洩の危機に晒したマクドナルドの AI 採用ボットなどが候補になっている。
ダーウィン賞自体、今となっては問題視されかねないブラックユーモアに基づくものだが(富士山ライブ配信滑落死事故で死去した男性も選出されている)、果たして「AIダーウィン賞」は定着しますかね。
ネタ元は Pluralistic。
