当ブログは YAMDAS Project の更新履歴ページです。2019年よりはてなブログに移転しました。

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2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧

非正規雇用者ロン・ウッドの献身

nme-jp.comロン・ウッド(現在はロニー・ウッドのほうが正しい表記なのか?)が、80年代、ミック・ジャガーとキース・リチャーズの関係が最悪だった時期に「会話を繋ぐトーチ」の役割を果たした話をしている。 「『電話でお互い話をしてみたら?』と言うと、…

Duolingoの「AIファースト」宣言とそれに殺到した批判への苦慮

tech.slashdot.orgDuolingo の CEO が「AIファースト」の方針を打ち出し、AIで代替可能な業務委託を「段階的に廃止する」と宣言したことは日本でも伝えられたが、その後についての報道を日本のテックメディアで見ないので取り上げておく。Fast Company の記…

祈るような気持ちになる『micro:bitではじめるAI工作』の刊行

IoT

今月末、オライリーから『micro:bitではじめるAI工作』が出る。micro:bitではじめるAI工作 ―親子で作ろう!AIで動くロボット、ゲーム、おもちゃ作者:Reade Richard,Brenda Shivanandan,Andy Forest,Denzel Edwards,株式会社スイッチエデュケーション 宗村 和…

米エール大から加トロント大に移籍した教授3人が語る「ファシズムを研究してきた自分たちが今米国を離れる理由」

www.nytimes.com取り上げるのが遅くなったが、以前から話題になっている米名門エール大の著名な教授3人が「格下」のカナダ・トロント大に移籍する話で、その当事者の3人が「ファシズムを研究してきた自分たちが今米国を離れる理由」を語っている。そのうちの…

サブスタンス

本当は公開初日に観たかったのだが、私用のため一週間遅れての鑑賞となった。公開二週目のレイトショーだったが、予想よりも客席が埋まっていた。以下、作品内容に触れるので、未見の方はご注意ください。50歳の誕生日に、長年やってきたエアロビクス番組を…

WirelessWire News連載更新(つながりのテクノロジーはまたしても我々を引き裂く)

WirelessWire News で「つながりのテクノロジーはまたしても我々を引き裂く」を公開。今回は昨年夏に紹介していたニコラス・カー先生の新刊を取り上げた。Superbloom: How Technologies of Connection Tear Us Apart作者:Carr, NicholasW W Norton & Co IncA…

OpenAIとサム・アルトマンに焦点を当てた対照的な内容のノンフィクション本2冊が同日に刊行された

www.nytimes.comこのブログでも、昨年からイーロン・マスクによる Twitter 買収にフォーカスしたノンフィクション本の刊行が続いていることを取り上げているが、今年はなんといってもサム・アルトマン並びに OpenAI が格好のネタなのは容易に想像がつく。ワ…

AI時代の相互主義とクリエイティブ・コモンズについて

生貝直人先生が Creative Commons のブログを翻訳している。 AI時代の相互主義とクリエイティブ・コモンズ2025-2028戦略(邦訳)|Naoto Ikegai CC @ SXSW:AI時代のコモンズの保護(邦訳)|Naoto Ikegai 現在 Creative Commons の CEO を務める Anna Tumad…

ジョー・バイデンの再選出馬という悲惨な選択、そしてそれが米国にもたらした災厄

www.nytimes.com先ごろ、ジョー・バイデン前米大統領が、進行性の前立腺がんと診断され、しかも骨に転移していることを明らかにした。このニュースに、以下のような反応を見た。 このニュースは、単なる個人の健康問題ではない。2024年大統領選の選挙戦中、…

『メガロポリス』と『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』、もしくは「芸術的浪費という美徳」

www.rogerebert.comフランシス・フォード・コッポラの『メガロポリス』については何度か取り上げてきたが(その1、その2)、遂に来月日本でも公開される。『メガロポリス』については、まぁ、今のところ失敗作という評価に落ち着いているが、同じく昨年の公…

日本人にとっての「知の巨人」を再びまとめてみた(2025年版)

yamdas.hatenablog.com5年以上前に、面白半分で日本人の「知の巨人」好きすぎ問題を取り上げてリストを作ってみたが、その後、たまにそのリストの抜けに気づいて心苦しく思っていたので、2020年代版をやってみる(と書くと大げさだが)。書名に「知の巨人」…

シリコンバレーのSF脳的思想を丁寧に否定していくアダム・ベッカーの新刊

davekarpf.substack.comデヴィッド・カープが、シリコンバレーのイデオロギーに基づくプロジェクトについて書くときのコツとして、明らかに不真面目なアイデアを真剣に書いてみせることと言い、これを「カーティス・ヤーヴィン問題」と呼んでいて笑ってしま…

チャップリン、キートン、ロイドという喜劇王による驚異のスタントの解説動画

www.openculture.comチャールズ・チャップリン、バスター・キートン、ハロルド・ロイドはサイレント映画時代に活躍した喜劇王だが、彼らの映画における CGI も何もない時代での驚異のスタント撮影を解説している動画が紹介されている。この動画で解説されて…

クィア/QUEER

原作者の分身である主人公のウィリアム・リーを演じるダニエル・クレイグの情けない感じがとても良かった。ダニエル・クレイグというと、一般にはやはりジェームズ・ボンド役の印象が一番強いが、『ナイブズ・アウト』シリーズのブノワ・ブラン役も良いし、…

『ブラック・ミラー』全34作をランク付けするとどうなるか?(2025年版)

www.netflix.com先月 Netflix で配信が始まった『ブラック・ミラー』シーズン7だが、ゴールデンウィーク中に観終わった。yamdas.hatenablog.com2019年、シーズン5を観終わったときに『ブラック・ミラー』全エピソードのランク付けまとめを書いているが、シー…

「オープンソース」という言葉の生みの親がオープンソースビジネスの本を出していた

opensource.net「オープンソース」という言葉の誕生にまつわる話は2018年に書いているし、今なら佐渡秀治さんの「オープンソースの誕生」を読んでいただくのがよいでしょう。それはともかく、この言葉の提唱者である Christian Paterson が Open Source: A C…

マルコム・グラッドウェル『ティッピング・ポイント』改訂版の邦訳が来月出る

yamdas.hatenablog.com昨年末のこのエントリで触れた「ティッピング・ポイント」本の改訂版だが、そこで予想した通り邦訳が出る。超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」作者:マルコム・グラッドウェル飛鳥新社Amazon「全米ベストセラー…

スティーヴ・クーガンが舞台化した『博士の異常な愛情』が映画館で観れる! ……のだが

yamdas.hatenablog.comスティーヴ・クーガンがスタンリー・キューブリックの名作『博士の異常な愛情』を舞台化する話は一昨年取り上げているが、それが今月以降、日本の映画館でも上映される!……と喜んだのだが、ワタシの住んでいる地方では上映されない。と…

異端者の家

公開初日に観に行った。新鮮な作りのホラー映画だと思ったし、ホラーはそういう作品を生み出すジャンルと言える。ワタシはリチャード・カーティス脚本のロマコメでスターとなったヒュー・グラントも好きだったが、『パディントン2』などで嬉々として悪役を演…

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