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Lou Reed, Coney Island Baby

CONEY ISLAND BABY

CONEY ISLAND BABY

ルー・リードというとソリッドなロックンロールの人というイメージがあり、実際彼が最も力を発揮するのもフォーピースバンドでロックをやるときなのだが、一方で彼はジャズや R&B をこよなく愛していることでも知られる。

本作は、こないだデジタルリマスター(笑)されていた『Metal Machine Music』の後に発表されたもので、レコード会社との軋轢などストレスがあったにも関わらず、彼のメロウな音楽性が引き出された好盤である。ジャケットも強面な彼しか知らないと意外に思われるかもしれないが素敵よね。

アルバムのハイライトなのはドゥーアップの名曲を下敷きにしたタイトル曲で、個人的にはルー・リードの全キャリアの中で五指に入る。まぁ、それには大学に入り一人暮らしを始めた頃、この曲の歌詞を朗読したり、訳詞を読んでたまに涙していたというかなり恥ずかしい思い出があるからなのだけど。別に泣ける歌詞というのでは全然ないのだが、曲としてヒーリングの力があるのだと思う。

しかし、彼の詩集にこの曲は含まれてない。理由はワタシにも想像できる。当時彼が同棲していた女装の麗人レイチェル君の名前が最後に出てくるからだ。ただルー・リードの詞の中で「神」が敬虔な信仰の対象として出てくるのは、ヴェルヴェッツ時代の "Jesus" とこの曲だけだと思う。

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