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人気のプログラマー向けテキストエディタがSourceForgeから離れる理由

海外でプログラマに人気(Wikipedia によると、今年はじめの時点で累計2,100万本以上ダウンロードされている)のテキストエディタ Notepad++ が、ソフトウェア配布先である SourceForge を捨てるとのこと。

その理由は、今年はじめに SourceForge が合衆国法に従い、キューバ、イラン、北朝鮮スーダン、そしてシリアという5つの国からのアクセスを拒絶するようになったことで、Notepad++ は(SourceForge にホストされている他の FOSS 同様)アメリカ合衆国の所有物ではなく、特定の国からのアクセスを拒絶するのは差別であり、FOSS の原則に根本から反するものだという抗議の意思表示らしい。

恥ずかしながら、SourceForge がそういうアクセス拒否を行っていること自体知らなかった。

オープンソースの定義には「個人やグループに対する差別の禁止」という項目がある。オープンソースの定義はライセンスに適用されるものだと思うが、件の SourceForge の方針はこれに反するものとも言える。ふーむ……

ネタ元は Hacker News

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