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谷川浩司九段の東日本大震災の被災者に向けた言葉

3月21日の朝日新聞を読んでいて、将棋の谷川浩司九段が「少しずつ前へ」という文章を寄稿しているのが目に留まった。谷川さんの理知と人柄を感じる文章で、後になって引用したいと検索したら asahi.com「〈生きていくあなたへ〉がんばりすぎずに」として公開されていた。

被災された皆様には「がんばってください」ではなく、「がんばりすぎないでください」と申し上げたい。気力だけで乗り切れる期間は限られています。一歩ずつ、少しずつ。そんな気持ちが大事ではないでしょうか。

asahi.com(朝日新聞社):〈生きていくあなたへ〉がんばりすぎずに 将棋棋士・谷川浩司さん - 東日本大震災

これは阪神淡路大震災に被災した経験を持つ者としての紛れもない実感なのだろう。

谷川さんは「人間は本来、平等であるはずなのに、なぜ自分は無事だったのか、今も答えが出ません」と書いているが、被災して命からがら夫人の運転する車で神戸を脱出し、その後羽生善治との王将戦に勝って羽生の七冠独占を阻止したことは神戸の人たちに何がしかの希望を与えたろう(その翌年に七冠独占を達成した羽生もすごいのだけど)。

谷川さんは大舞台で勝ったわけだが、誰にしろそれぞれの人生でその人がやれることをやるより他ないのだ。

集中力 (角川oneテーマ21 (C-3))

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