LWN.net で知った LinuxFr のリーナス・トーバルズ最新インタビューだが、カーネル開発は大変だけど今でも楽しいよとか、GPLv2 は自分の望み通りのものだけど GPL の倫理的な面を押しつけてくる連中は大嫌い、といったおなじみの話に始まり、Linux の話以外でも OpenBSD の評価やオープンハードウェア周りの話など話題は多岐にわたっている。
一番気になるのは、LWN でも引用されている Android についての評価。Android で携帯電話がとても便利になって嬉しいか、それとも実質的にカーネルフォークなので残念に思っているかと問われ、リーナスはフォークは良いことだと思うし、残念には思ってないよと答えている。
このインタビューは Linux カーネル20周年を受けたものだが、さらに20年後の2031年に Linux は残っているかという最後の質問には、Linux も動いてればとは思うけど、もっとラジカルで面白いアイデアがユーザスペースで実現していることを希望している。