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新反動主義が本当に今アツい? それと関連して気になるマーク・フィッシャーの著書の邦訳

2018年最後の更新で木澤佐登志『ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち』の話題から新反動主義について触れたのだが、落合陽一と古市憲寿の対談並びにそれに関する議論で、この新反動主義という言葉への言及をいくつか見かけ、もしかして2019年、日本でも「新反動主義」が来るのだろうか? といささか頭を抱えたくなる。

さて、前回も取り上げた「オルタナ右翼の源流ニック・ランドと新反動主義」の中で、ワタシが「えっ?」と思ったのは、マーク・フィッシャー(Mark Fisher)への言及があったこと。

というのも、恥ずかしながらワタシは彼のことを音楽批評の仕事でしか知らなかったから。彼がニック・ランドの元教え子であることはもちろん、資本主義批評家としての彼の仕事はおろか、2017年に自殺していたことすら知らなかった。

気になって彼のことを調べたら、偶然にも彼の主著の邦訳が昨年出ており、そして今月も新たに邦訳が出ることを知った。

資本主義リアリズム

資本主義リアリズム

わが人生の幽霊たち――うつ病、憑在論、失われた未来 (仮) (ele-king books)

わが人生の幽霊たち――うつ病、憑在論、失われた未来 (仮) (ele-king books)

彼は「左派加速主義」あたりに分類されるようだが、厄介な「新反動主義」が注目される中で彼の著作の邦訳が揃うのは、タイミングがよいのかもしれませんね。

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