ギリシャの元財務相ヤニス・バルファキスの新刊『Technofeudalism』を紹介したのが一昨年の秋で、すぐに邦訳出るかなと思っていたのだけど、意外に時間がかかった印象がある。
でも、出てくれればそれでよい。『テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。』として今月邦訳が出るわけだが、副題が長いな!(笑)
21世紀のデジタル封建制という話では、ジョエル・コトキン『新しい封建制がやってくる』が先んじた形だが、両者を読み比べしてみるのも面白いだろう。