早速購入いただいた方のコメントを読むことができ、嬉しい限りである。早速誤植の訂正もいくつかいただいている。当方は、自分が関わった書籍に誤植があるのは恥だと思っている。最近の技術書における誤植の多さを見るにつけ、そうした感覚は特殊なのかもとも思うが、書籍はウェブと違い静的であり、動的に対応できない。しかし、だからこそなおさら誤植はあってはならない。『Wiki Way』のときは、死力を尽くして校正ゲラに100箇所以上「原文ママ」と書いてそれを防いだ。しかし、今回は防げなかった。読者の皆さんにこの場を借りてお詫びします。間違いがあるのが一番いけないので、遠慮なく訳者にメールで指摘してください。
さて、感想も興味ぶかいものばかりだが、本書の刊行が遅れたのが訳者の責任のような書き方をされたのは腹が立った。もちろん事情を知らない人が推量で書くのは仕方ない。しかし、それを書いた人は、ちゃんと情報が入っていたはずである。目の前で言われたら、人間ができていない当方はマジギレしていただろう。
あとカンタン系[改訂復刻版]の12月10日に訳者が作者の顔を見たことがないのに女性言葉で訳しているという指摘があったのだが、レベッカたんの顔など画像でいくつも見てますが何か? あと女性言葉で訳しているのはごく一部で、それは著者の感情が表に出ているところばかりであり、ちゃんと必然性があるのだ…ということをメールしたのだが、シカトされたのでここに書いておく(追記:同サイトの12月15日分の記述を読むと、当方の読み違いもあったようである。申し訳ありませんでした)。
翻訳については、二箇所だけ遊んだところがある。一箇所は原文に沿っているので気付かない人もいるかもしれないが、もう一箇所は、アクセントをつけたかったのだがちょっとやりすぎたかもしれない。
そうそう、レベッカたんの画像はいろいろあるが、HotWired のインタビューを見て、ブログ婚した素敵な若奥様というイメージを持っていると、彼女のサイトのバイオグラフィーページの一番下にあるリンクをクリックするとびっくりするかもしれない。