BitKeeper を巡る論争について特にワタシがコメントすることもないのだが、「BitKeeper紛争を受け、トーバルズ氏が新プロジェクト」の本筋と違うところにはっとした。
新しいソフトに「git」――英国のスラングで「まぬけ」という意味――という名を付けた理由を聞いたところ、「私は自己中心的な人間だ。だから自分にちなんだ名前を全部のプロジェクトに付けている。最初はLinuxで、今度はgitだ」
おう、git! やはり英国のスラングだったのか。
ワタシがこの単語を知ったのは、モンティ・パイソンの Monty Python's Flying Circus の「議論クリニック」スケッチだった。
このスケッチの前半で悪態の部屋からマイケル・ペイリンが出て行った後でグレアム・チャップマンが吐き捨てるのが "stupid git" なのである(上でリンクした日本語訳では「腐れタコが」になっている)。
念のために "stupid git" でぐぐるとちゃんとひっかかる。で、ワタシはこのURLを見てピンときたのだが、このサイトはWikiで構築されている。
Edit リンクを目立たなくすれば、普通のサイトにみせることも可能であることの好例であるが、ちなみにこのサイトで採用されている Wiki エンジンは TWiki である。
そうそう、パイソンといえば、缶コーヒーの CM で "Always look on the bright side of life" がまた使われてますな。