『デジタル音楽の行方』だが、発売まもなく買われた方が読了する頃だろうか。昨日書き忘れたが正誤表も更新しています。
まずは田中求之的日々の雑感(2005年12月16日10時08分)から引用。
音楽業界の進むべき方向というか、現在起こっていることの方向性を、ポジティブに(楽観的すぎでは?と思わなくもないが)描いたものとして、色々と考える刺激を与えてくれた本であった。自分の中に、いかにこれまでの音楽産業の構図が「自然なもの」として染みついているかを実感させられたりもした。
田中さんにはいつも当方の訳書を読んでいただき、感想をいただいている。本当にありがたいことである。
続いて Blog For Musician の「音楽はこうであって欲しいんです!」というエントリから引用(改行は修正)。
一般の方には、常々疑問に思われている、CDが何故高いのか、レコード業界が何故CCCDに固執するのか、等の業界の一般的な謎が明らかにされていますし、音楽業界に従事されている方、また、これから音楽業界に飛び込んでいこうと思っている方には、内容全てが必読の重要書籍だと思います。レコード業界のアーティスト契約内容の歴史や、著作権の勉強にもなりますよ!
「ミュージシャン必読!」というのは津田さんも解説で書かれていることですね。