HotWired Japan の更新が停止したままなので紹介しておく。
おなじみセキュリティ専門家 Bruce Schneier が、パソコンの乗っ取り、つまりクライアント側のセキュリティに警鐘を鳴らしている。
こういう記事を読むと、Ed Felton の2006年予測における、
(12) セキュリティ問題の関心がデスクトップ、つまりサイバー犯罪ツールのボットネットの役割に移る。
も当たりなんだなと思う。シュナイアー先生が挙げるあなたの PC 支配を狙う奴らリストは以下の通り。
- エンターテイメント・ソフトウェア(例:SONY BMG rootkit問題)
- アンチウィルス・ソフトウェア(そんな…)
- インターネット・サービス(例:Hotmail)
- アプリケーション・ソフトウェア(例:IE)
- スパイウェア
- インターネット・セキュリティ
- アップデート・プログラム
「インターネット・セキュリティ」が入っているのに違和感を持つが、この記事でシュナイアー先生は DRM 全般のセキュリティリスクを書いているのだとワタシは解釈した。
[追記]:Spiegel さんのご指摘通り、この話はそのまま最近の Winny 周りの話につながりますね。