- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2002/05/24
- メディア: DVD
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こないだの『時をかける少女』についての言説に関連して、観たら鬱になる、死にたくなると『耳をすませば』が併せて語られることが多いが、この映画は観たことがなかったので、レンタルしてみた。
しかし、鬱になる、死にたくなるって「呪いのビデオ」かよ(笑)
良いアニメ映画やないの。背景の書き込みも丁寧で気持ち良く見られる作品だった。「カントリーロード」の使い方も良かったね。
本作を観て鬱になる、死にたくなるという人はラストを指しているのだろう。あれはワタシも観ていてちょっと呆れたというか、まぁ、これでハッピーエンドなんて甘いよな、まったく、とオッサン的な感想を持ったわけだが、別にそれ以上どうとも思わなかった。中学なんて20年前の話だけど、20代のとき観ていても同じ感想だったと思う。
それまで比較的クールな印象の天沢聖司が、ラストになってあんな直裁な感情表現をするのにはやはり違和感を覚えたが、よくよく考えるとあれは数ヶ月の間修業の身でオナ禁で溜まってた状態の反動を表現しているのかも……などと書くと、ファンに撲殺されそうだが。