もちろん清志郎の復活は、長年のファンとしてただただ嬉しいの一言だが、RO69 の記事にあっと驚く記述があった。
忌野清志郎は、自らの音楽キャリアの原点であるRCサクセションの相棒、仲井戸麗市(G)とともにステージに登場する予定だ。またドラムには、元メンバーの新井田耕造を迎えるとのことで、日本ロック界の一時代を築いたRCサクセションを彷彿とさせるステージが繰り広げられることとなる。
http://www.ro69.jp/news/archive.html?1281
ナタリーの記事には筆者が強調した重要な情報がない。ダメじゃん!
新井田耕造さんは RC のラストアルバムとなった『Baby A GoGo』(asin:B00005GMDB)制作時に、春日博文をドラマーに起用しようとした清志郎に腹を立てて脱退したはずである。『日々の泡立ち―真説RCサクセション』(asin:4947599189)によると、清志郎はそれでもバンド結成20周年なんだし数曲は叩いてくれると楽観的に思っていたようで、周りは「清志郎は感性が外人だな」と呆れたそうな。
その新井田さんが再び清志郎のバックでドラムを叩く日が来ようとは……しかも仲井戸さんも一緒だし。
こうなったらリンコさんも G2WO も加わって RC 再結成とならんもんかな。