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ニコラス・G・カー先生が5冊の本で語る「情報時代の影響」

恥ずかしながら知らなかったのだが、The Browser に各種分野の専門家が重要書籍を(自分の本以外で)5冊ずつ挙げていくインタビューシリーズ Five Books というのがあり、そのアーカイブを見るとジェフリー・アーチャーが「ベストセラー」、ブルース・シュナイアーが「信頼」を担当しているが、ホントにすごい数だ!

そのシリーズでカー先生が情報時代の影響についてインタビューを受けている。彼は以下の5冊を選んでいる。

トム・スタンデージ『ヴィクトリア朝時代のインターネット』

ヴィクトリア朝時代のインターネット

ヴィクトリア朝時代のインターネット

『謎のチェス指し人形「ターク」』を先に読んだが、この本についても読書記録を書くつもり。カーがこの本を選んだのは、我々が情報時代というものをまったく新しいものと考えがちだからとのこと。

James Gleick『The Information: A History, a Theory, a Flood』

The Information: A History, a Theory, a Flood

The Information: A History, a Theory, a Flood

著者はピューリッツァー賞も受賞したことがある作家で、かなり大きなテーマに取り組んだ本みたい。

Tim Wu『The Master Switch』

The Master Switch: The Rise and Fall of Information Empires

The Master Switch: The Rise and Fall of Information Empires

やっぱり邦訳は(以下略)

Matthew Crawford『Shop Class as Soulcraft: An Inquiry into the Value of Work』

Shop Class as Soulcraft: An Inquiry into the Value of Work

Shop Class as Soulcraft: An Inquiry into the Value of Work

この本の存在自体知らなかった。少し調べたが、この本についての日本語の書評は見つからなかった。この本自体はインターネットとは特に関係ないが、情報時代に重要なものの考え方について語っているとカーはみているようだ。

Gary Shteyngart『Super Sad True Love Story』

Super Sad True Love Story: A Novel

Super Sad True Love Story: A Novel

最後に小説をもってきたのも意図的みたいだが、以上の本についてカー先生が具体的にどう言っているかは原文をあたってくだされ。

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