恥ずかしながら知らなかったのだが、The Browser に各種分野の専門家が重要書籍を(自分の本以外で)5冊ずつ挙げていくインタビューシリーズ Five Books というのがあり、そのアーカイブを見るとジェフリー・アーチャーが「ベストセラー」、ブルース・シュナイアーが「信頼」を担当しているが、ホントにすごい数だ!
そのシリーズでカー先生が情報時代の影響についてインタビューを受けている。彼は以下の5冊を選んでいる。
トム・スタンデージ『ヴィクトリア朝時代のインターネット』
- 作者: トム・スタンデージ,服部桂
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2011/12/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『謎のチェス指し人形「ターク」』を先に読んだが、この本についても読書記録を書くつもり。カーがこの本を選んだのは、我々が情報時代というものをまったく新しいものと考えがちだからとのこと。
James Gleick『The Information: A History, a Theory, a Flood』
The Information: A History, a Theory, a Flood
- 作者: James Gleick
- 出版社/メーカー: Fourth Estate
- 発売日: 2011/01/01
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著者はピューリッツァー賞も受賞したことがある作家で、かなり大きなテーマに取り組んだ本みたい。
Tim Wu『The Master Switch』
The Master Switch: The Rise and Fall of Information Empires
- 作者: Tim Wu
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 2011/11/29
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やっぱり邦訳は(以下略)
Matthew Crawford『Shop Class as Soulcraft: An Inquiry into the Value of Work』
Shop Class as Soulcraft: An Inquiry into the Value of Work
- 作者: Matthew B. Crawford
- 出版社/メーカー: Penguin Books
- 発売日: 2010/04/27
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この本の存在自体知らなかった。少し調べたが、この本についての日本語の書評は見つからなかった。この本自体はインターネットとは特に関係ないが、情報時代に重要なものの考え方について語っているとカーはみているようだ。
Gary Shteyngart『Super Sad True Love Story』
Super Sad True Love Story: A Novel
- 作者: Gary Shteyngart
- 出版社/メーカー: Random House Trade Paperbacks
- 発売日: 2011/05/03
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最後に小説をもってきたのも意図的みたいだが、以上の本についてカー先生が具体的にどう言っているかは原文をあたってくだされ。