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江渡浩一郎が語るWikiが「分かった」瞬間

江渡浩一郎さん(写真がちょっと田辺誠一っぽくない?)のニコニコ学会β委員長としてのインタビューである。少し前もニコニコ学会βについて語る対談を紹介したが、ひっぱりだこですな。

ワタシとしてはニコニコ学会βの話ももちろん興味深いが、やはり Wiki についての話がもっと読みたかったりする。

この本を世に問うことになる最初のきっかけは、江渡自身が職場の情報共有にWikiを活用して得られた知見だった。複数のメンバーが情報を共有し、メンバー各自が情報を書き換え可能であることがWikiの大きな特徴なのだが、この「書き換え」と「共有」をめぐる意識の転換を江渡は体験した。

「最初は『(職場の情報を共有するWikiを)自分が使いやすいように書き換えたら、他の人には使いにくいものになるのではないか』と不安に思った。使っているうちに、『僕が使いやすいように整理しても、誰からも反対がないだろう』と思えた瞬間があった」

前提は、Wikiで情報を共有するメンバーと目的が決まっていることだ。江渡が感じた「メンバーの間で共通の理解と合意が形作られることを理解した瞬間」こそが「Wiki的なマインド」であって、「Wikiを使うにあたって一番重要な瞬間」なのだと江渡は言う。

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「メンバーの間で共通の理解と合意が形作られることを理解した瞬間」こそが「Wiki的なマインド」であって、「Wikiを使うにあたって一番重要な瞬間」とな。これテストに出るよ!

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