八幡謙介ギター教室講師のブログにおけるジャズに人が集まらない理由シリーズが興味深い。
本文執筆時点でエントリが17本を数えるが、純粋に音楽的な話、ミュージシャン側の問題、ジャズに関するお店側の問題、界隈の客の側の問題といろいろで、正直そんなことまで理由に挙げなくても……と思うものもあったりするが、このシリーズどこまでいくのだろう。
ワタシ自身はずっとロックやポップスのリスナーだったのだが、この10年ばかしようやく本腰入れてジャズも聴くようになった。といっても未だ初心者レベルなのだが、帰省した折には必ず足を運ぶジャズバー(!)までできた。
そのお店に関してなんとなく入りにくい店作りを感じなかったかというと……うーん、どうだろう。
そこは最初ベンジャミンに連れていってもらった店で、その後一人で行くようになった最初の頃、マスターの機嫌が悪かったのか、またそのときはワタシも機嫌がよくなくて、客はカウンターにワタシ一人という正対した状況で(酒の注文以外)お互い一切口を利かなかったことがあったな(笑)。
ただ幸いなことにそのマスターは偏屈な方でなく、ワタシも知ったかぶりをせずに知らないことは知らないと正直に開示したのがよかったようで、楽しく飲めるようになった。話してみるとマスターも自慢したがりなオーディオマニアが嫌いであることが分かって、そういうのも自分の感覚に合った。