この訃報を知って驚いた。ワタシは彼の作品が好きだったのだが、彼が存命かすら知らなかったからだ。
どういうことかと言われそうだが、昨年同じく amass の「あなたが一度も聴いたことがないかもしれない、米ローリングストーン誌が愛した70年代のジャズ・アルバム 10選」という記事があり、当時ローリングストーン誌が70年代の各ジャンルでこうした隠れた名盤を取り上げる記事を出していて、素直に聴いたことがないアルバムを Apple Music で聴いていたわけだ(ストリーミングサービスはこういうのに向いてますね)。
くだんのジャズ編の中で、ワタシが一番気に入ったのが、Gato Barbieri の『El Pampero』だったのだ。
彼のサウンドを下品とみなすジャズファンもいるらしいが、元々ジャズ初心者であるワタシにはどうでもいいことである。
そして今回の訃報で、彼が『ラストタンゴ・イン・パリ』の音楽を担当していたことを知って、また驚いたわけである。ここまで書けば分かるだろうが、ワタシは未だ映画『ラストタンゴ・イン・パリ』を観てないんですな(性描写の激しさが有名な映画ってあまり食指が動かないんですわ)。
そういうわけで、『El Pampero』はワタシも自信をもってお勧めさせていただきます。
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