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ルー・リードのRCA〜アリスタ時代のアルバムのリマスターボックスセットが出るのだが……

プロデューサーのハル・ウィルナーが「このボックスセットはルーのラスト・プロジェクトです」と語る、RCAアリスタ時代のアルバムのリマスターボックスセットで、確かにありがたいのだが、ルー・リードって作品ごとの出来不出来が大きい人だった。よほどのファン以外、駄作など聴く必要はないわけで、こうした企画は微妙なところがある。

『Transformer』、『Berlin』、そして『Blue Mask』の3枚は文句なしにロックの歴史に残るアルバムである。『Coney Island Baby』や『Street Hassle』あたりも聴き所の多い好作である。しかし、それ以外は……あと本来ならこのボックスセットに入るべき、彼のライブ作の最高傑作『Live in Italy』が入っていないのもポイントが下がる。『Metal Machine Music』は入っているのに……。

やはり、ルー・リードが過去の遺物にならずに死ぬまでリスペクトを保ったのは、この RCA を離れ、Sire と契約した後の『New York』以降の作品が大きいわけで、彼の作品の現代的意義を考えるなら、この Sire 時代のアルバム集のほうが個人的にはお勧めだったりする。

The Sire Years: Complete Album

The Sire Years: Complete Album

とはいえ、彼が死んでから、もうすぐ3年になるんだな……。

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