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noteに河口俊彦『大山康晴の晩節』ちくま文庫版解説を公開した

note に「河口俊彦『大山康晴の晩節』ちくま文庫版解説」を公開した。

今月はじめに「河口俊彦老師に伺った米長邦雄永世棋聖のこと」を note にて公開し、ありがたいことに好意的な感想をいくつもいただいたので、それに続くものはないかと考えたのだが、そもそもの始まりである『大山康晴の晩節』解説があるじゃないかと今さら思い当たった次第である。

大山康晴の晩節 (ちくま文庫)

大山康晴の晩節 (ちくま文庫)

ちくま文庫版『大山康晴の晩節』は Amazon でも筑摩書房のサイトでも新品在庫なし、要は絶版状態であり、解説をネット公開したから売上にマイナスの影響を出版社に与えることはない。

念のため、解説執筆時の担当である筑摩書房の伊藤さんにメールを入れて了解を得た。伊藤さんからは米長邦雄永世棋聖についての文章についても過分な言葉をいただき、書いてよかったと嬉しく思った。

今回『大山康晴の晩節』解説を公開するのは、全文公開しながら課金するという note で可能な方式を試したくなったのがある。

ワタシは自分のサイト、ブログで公開するコンテンツについて、課金しないと全文読ませないというのは基本したくない。

前回「河口俊彦老師に伺った米長邦雄永世棋聖のこと」を公開して知ったのだが、note はこっちが無料公開しても、ユーザが投げ銭できるんですね。3000円(!)投げ銭してくれたユーザがいて仰天したのだが、今回の全文公開した上で値をつけてみたらどれくらいいくだろうと思ったわけである。

ところで、書籍や雑誌など紙媒体に書いた原稿のネット公開について厳密に法律的にどうというのは知らないが、基本的には雑誌であれば、その雑誌が本屋にある時期を過ぎればネット公開してよいようだ。

note にそうした過去自分が紙媒体やメルマガやネット媒体に書いた原稿をアップしていこうかといったん考えたのだが、何しろ10年以上前の技術系の文章だから、自分にとっての歴史的価値しかない。そういうのは本サイトで公開すべきではないかと思い直した。

本サイトのほうはごらんの通りのほぼ完全手書き HTML からなる Web 1.0 ウェブサイトで、今さらそれを変えるつもりはないのだが、できる範囲で少し手を入れていこうとここ数年思っており、それの良い機会かもしれない。

まぁ、それがめんどくさくなったので、やはり note をその公開先にと考え直す可能性はあるけどね(笑)。

そういうわけで、このブログの現在の存在理由である『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』もよろしくお願いします。

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