大久保ゆうさんというと、The Baker Street Bakery での翻訳公開、並びに青空文庫での活動がよく知られているが、実は昨年大久保さんの訳書が4冊(!)刊行されている。
- 作者:ジョー・ウェザリー
- 発売日: 2020/06/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 作者:イーサン・ホーク
- 発売日: 2020/07/13
- メディア: 単行本
- 作者:アーシュラ・K・ル=グウィン
- 発売日: 2020/08/25
- メディア: 単行本
2020年、大久保ゆうさんは身辺整理されるとともに一気に翻訳仕事を増やされたのか、グラフィック寄りの本からワタシも大好きな役者であるイーサン・ホークの小説、そして「SF界の女王」(というか世界的な大作家だった)アーシュラ・K. ル=グウィンの短編集とジャンルも幅広く手がけている。2020年は大久保ゆうさんの年だった、と書くと大げさだろうか。
そして、2021年に入ってまもなくグラフィック寄りの訳本が早速刊行されている。2021年も複数の訳書が出るのではないか。
これは個人的な話だが、香月啓佑さんからお誘いいただき、昨年、一昨年と大久保さんにお会いする機会を持てたのはありがたいことである。大久保さんにはますますのご活躍を期待したい。