邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2020年版)で紹介したもので2冊、そしてそれ以外にも1冊、以前このブログで原書を紹介した本の邦訳情報を知ったので取り上げておきたい。
ジャネル・シェインの少し変化球な AI 本『おバカな答えもAIしてる』だが、これの訳者である千葉敏生さん、以前紹介したスコット・バークン『デザインはどのように世界をつくるのか』(asin:4845920204)の訳者でもあり、4月にはヒュー・バーカー『億万長者だけが知っている教養としての数学世界』(asin:4478104557)も出る。3か月連続で訳書が出るなんてすごいな!
おバカな答えもAIしてる 人工知能はどうやって学習しているのか?
- 作者:ジャネル・シェイン
- 発売日: 2021/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
これは時宜を得すぎていて出ないわけがないと確信していたアダム・クチャルスキーの邦訳『感染の法則―― ウイルス伝染から金融危機、ネットミームの拡散まで』が来月出る。これは宣伝次第では売れると思いますね。
感染の法則: ウイルス伝染から金融危機、ネットミームの拡散まで
- 作者:アダム・クチャルスキー
- 発売日: 2021/03/02
- メディア: 単行本
そして、最後はおなじみマイケル・サンデル先生の新刊『実力も運のうち: 能力主義は正義か?』が4月に早くも出る(さすが早川書房)。彼のネームバリューなら不思議ではないが、これもまた時宜を得た本なのは間違いない。
- 作者:マイケル・サンデル
- 発売日: 2021/04/14
- メディア: 単行本