昨年秋に書いたエントリの中で、「今頃すごい勢いでこの本の邦訳が進んでいるのではないかと推測する」と書いたのだが、実際その通りだったようで、『プルーフ・オブ・ステーク:イーサリアムを生んだ若き天才が示す暗号通貨の真実と未来』という仮題で Amazon にページができていて、来月には出るみたい。
ヴィタリック・ブテリンというと、少し前に読んだ「イーサリアムの活用法5選」も凡庸だったし、「2023年の仮想通貨業界における3つのイノベーションのチャンス」も大した話ではなかったが、デジタル資産としての「クリプト」に関するエッセイ集としては、現状もっとも有力な本なのは間違いないので、これは売れるでしょうね。