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『デジタル音楽の行方』への反応 その24

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

『デジタル音楽の行方』の感想もひととおり出た感じで、この反応集も不定期になるのかな。その30ぐらいまでは続けたいところだが。

さて、[NOZAKI.COM] - edge of the future - では、梅田望夫さんの『ウェブ進化論』と並べて感想をいただいている。これは光栄ですな。

つまるところ、自分が依存する先が「あちら」なのか「こちら」なのか、その比率の問題なんでしょうね。

一方で、Another divergence to an intruder では、

各所で評判が高いみたいだが、私にはあまり面白くなかった。

という率直な感想が述べられている。うーん、最後の段落は何が言いたいのか分かりませんでした……

『デジタル音楽の行方』への反応 その23

『デジタル音楽の行方』だが、ちょっと驚いたのは、原著者の一人である Gerd Leonhard が Wish I could read it! と今頃日本版の刊行を喜んでいるのだが……翔泳社は原著者に知らせてなかったのですか?(笑)

さて、今日はまずイマワノキワにおける感想から引用。

少し身ぶりが派手すぎて、声が大きすぎて、カルフォルニアの匂いがきつすぎるけど、確かにメジャーレーベルが黙占していた時代の音楽はデジタル=モバイル音楽の出現で崩壊する、というこの本の主張は、そこまで間違っていないと思う。

そうそう、本文にも「あんまり「カリフォルニア」っぽく聞こえるとアレだが」というくだりがありましたねぇ。

一方で物思いに耽る庭において、『デジタル音楽の行方』への書評を読んで「は? 何言ってんの?」とすごい剣幕で怒られておられるのだが、まあ、立ち読みでよろしいですから『デジタル音楽の行方』をお読みいただけると嬉しいっす(笑)

『デジタル音楽の行方』への反応 その22

『デジタル音楽の行方』だが、担当編集者が意外にも装丁について少し気にされていたのだが、すりこ木日記によると、

※正直言うと表紙に丸山茂雄さんと佐野元春さんの推薦文があったから買ってみたんだけどね。儲けモンでした。

とのことでよかったじゃないですか。何が理由でも買ってもらえるだけありがたいってものだ。

【読書で未来を】  本読み! 【切り開け】では本書について、面白さ8点、実用性8点、具体性9点、そして近未来における実現性6点ということで総合評価8点をいただいている。近未来における実現性だけが低いが、これは逆に良いことだと思う。だってこれまで高いと安全すぎるということだし。

これから表舞台に打って出ようとするミュージシャン達にとっての現時点における最良の手引書。

最後にモノづくりっていいね!のエントリより引用。

この本で言われている未来像や、ビジネスモデルは、何も音楽ビジネスに限ったことではないと感じた。エンターテイメントのビジネスモデルすべてに役立つと思う。私自身がものすごく刺激された。新たなアイデアがどんどんわいてくる感じ(笑)。今後私のデジタルコンテンツビジネスのバイブルとなると思う(笑)。

どんどん応用してください。時代はマッシュアップ!(使い方がアヤシイ)

『デジタル音楽の行方』への反応 その21

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

『デジタル音楽の行方』だが、毎日コミュニケーションズWindows Start 2006年3月号のブックレビューでも取り上げられていたとの情報を編集者よりいただいた。

今回は never be cool のエントリより引用(改行は修正)。

いや〜〜、目からウロコが落ちまくりました。そもそも私はCDは極力買う主義です。コピーは嫌いです。P2Pなんかでダウンロードしまくってる連中は、そもそもアーティストを苦しめているだけだとさえ思ってました。ところがちょっと違うのですよ。

やっぱりこの本ちゃんと数字を出しているよね。続いて impact disc diary の1月17日分から引用(改行は修正)。

レコード・ビジネスは破綻を来しているという現状認識には同意できる。そこから先の見通しは、甘いなぁとは思うけれど、提示できているだけマシ。

そういうものなのだと思います。読んだ全員の頭にランプがつき、それを実行したらすべてうまくいくなんて解決策なんてありえないわけで。

『デジタル音楽の行方』への反応 その20

『デジタル音楽の行方』への反応も遂に20回目に達した。この本のプロモーションはまだまだ続けるよー。

さて、今回は DJ BAMBOOのブログ/ポッドキャスティングのエントリから引用。

この本を読んでいると、非常にフラットで引いた視点から考えたときに、どういう構造が表現者にとって、最もよい形なのか、深く考えさせられます。

やはり実際音楽に携わる人からの評判はよいのだが、「新しい創傷治療」というサイトで本書への感想を見かけてちょっと驚いた(2006年1月28日)。

 本書でも指摘しているが,水道水がただ同然の値段でいつでも使える一方で,高価なミネラルウォーターもどんどん売れている。要するに付加価値のあるものは,それを必要としている人には高くても売れているのである。

ここで書かれる「著作権が切れた楽譜は全てPDFファイルなどにデジタル化して国立図書館などのサーバーに保存し,インターネットを介して誰でもただで楽譜をダウンロードできるようにすればいいのでは」という話は興味深い。

『デジタル音楽の行方』への反応 その19

『デジタル音楽の行方』だが、日経NETWORK2006年2月号の「読書の時間」で取り上げてられていた。

今回はまず、Neoki'sキングダムライフの「「デジタル音楽の行方」に対する回答」から引用する。

さて、話は進み著者がこの書籍で訴えたかったこと。それは、今後レコード会社は「エンタテインメント会社」に脱皮しないと恐竜のように絶滅する、ということ。そして、原盤ビジネスの将来性を「ウォーター・ビジネス」に例えている。

そしてその後本書について同意する点と意見を異にする点を書かれているが、確かに車の中での音楽環境についてはいろいろアイデアが出そうである。

続いては以前にも紹介したが、id:ktdisk さんの文章。

このようにしっかり読み込んでいただいた上に、本のヴィジョンをさらに押し広げる文章を書いてもらえるとは訳者冥利に尽きる。本当にありがたいことである。

『デジタル音楽の行方』への反応 その18

あんまり『デジタル音楽の行方』の話題ばかりだとうざがられそうだが、まずは中川一郎さんの「デジタル音楽の行方」の感想の冒頭を引用。

自分の音楽・歌をやる諸君。特に、現時点において、自分の音楽・歌の活動において、経済的に失うモノを持たない諸君。ぼくもそのような諸君の一人だ。

そのような諸君にとっての福音だ。その福音がしっかりと論理構成され、そして、様々な事例でバックアップ。

中川一郎さんは Amazon のカスタマーレビューも書いてくださっており、ありがたい話である。

続いては、Stageflight の「ウラ琉球ミュージシャン達へ」から引用(改行は修正)。

デジタルのもたらした音楽環境の変化と未来が書かれているのですが、とてもわかりやすい。この本のポイントは、マーケティング的見地、企業家的見地を保ちながら、ミュージシャンがリスナーへ発信する事への糸口を書いている事。

最後にマモログ@mobileの「どこのどなたが」から引用(改行は修正)。

『デジタル音楽の行方』という本を読んでいる。提示されている将来の予想は、まだちょっとファンタジックに思えるけど、今の状況やなんかは、まったくもって同感。

励ましと、ヒントをたくさんもらえる本。

ワタシはただの訳者に過ぎないわけだが、やはりこうした感想をいただけると励ましになるのは確かである。

『デジタル音楽の行方』で読み解く!

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

今週末は旅行していたので本家の更新はなし。

そのかわりといってはナンだが、先週気になるニュースがいくつかあったので、それにかこつけて『デジタル音楽の行方』の内容を紹介しようという魂胆である。まぁ、以前にも「『考えるヒント』で読み解く!」という文章を書いているがその要領で。

ハワード・スターンについては町山智浩さんの日記が詳しいが、彼も移籍する衛星ラジオについては『デジタル音楽の行方』でも「DJの帰還」として、

 衛星ラジオ放送局は、DJのパーソナリティとヴィジョンがリスニング体験の重要な部分だった、従来の音楽ラジオの全盛期と似だしている。これらのデジタルDJは、従来のラジオのもっとも優れたところにデジタルな発見と双方向性を融合できる放送形式に期待が高まっている。(95ページ)

と評価されている。国土の狭い日本では衛星ラジオのありがたみが伝わりにくいので、渡辺千賀さんの文章は具体的で分かりやすいサンプルだと思う。

一方で従来のラジオがヒット曲偏重などの理由で多様性、そして影響力が失われていることが『デジタル音楽の行方』で繰り返し説かれているわけだが、渡辺さんも書くようにラジオという媒体そのものの力が日本のラジオとは桁違いなのである。

ハワード・スターンの問題などで保守性が批判される(例:ポール・クルーグマン「影響力の伝達経路」)クリア・チャンネルだが、

クリア・チャンネルは最近、ライブショーの録音に関する非常に重要な特許を取得しており、今ではライブショーの終了後すぐにライブ録音を販売することに関する独占的特許を保有していると主張している。クリア・チャンネルはまた、アーティストのマネージメント、出版、ツアー、その他の活動に関し、広い視野を持って新人アーティストにシードキャピタルを提供する事業も始めている。明らかに、クリア・チャンネルは注目すべき企業の一つである。(90ページ)

というのを認めざるをえないのだ。上に挙げられている活動を一つでもやっているラジオ局は日本にある?

「音楽の類似性」というのはレコメンデーションを行うのに重要な技術である。『デジタル音楽の行方』でも、

 音楽のレコメンデーション、プレイリストの共有、協調フィルタリング、そしてエージェントスキームの重要性はどれほど強調してもしすぎることはない。レコード評からMTVにいたるまで、数千人もの音楽マーケティングの専門家が、オフラインの世界でこのクルミ割りに挑戦してきたが、いよいよデジタル技術がこの聖杯に手を伸ばすわけだ。(231-232ページ)

という前置きをして音楽の類似性検索技術について書いているが、そこで紹介される MusicGenome の話あたりを訳しているとき、その技術を利用したサービスである Pandora がニュースになっているのを見かけて、その偶然に驚いたのを覚えている(参照:音楽の遺伝子を分析したストリーミングサービス「Pandora」)。

類似性検索技術が今後発展したとしても、レコメンデーションに関しては人間の役割は非常に大きい。『デジタル音楽の行方』でもそうした「目利き」として "tastemaker" という言葉が何度も使われている。

先日、このあたりについてオライリー・ジャパンの編集者の方とメールのやりとりがあったのだが、『デジタル音楽の行方』では「レコード会社ではなくアーティストこそがブランド」という記述があるが、それを出版にあてはめた場合、オライリーはそれ自体がブランド価値を持っている稀有な出版社と言える。

Web2.0 がその代表だが、ここ数年のティム・オライリーを中心としたオライリーの「仕掛け」には批判もあるが、単なる出版社にとどまらない「目利き」への志向であるのは間違いない。そしてその原動力は危機感だろう。オライリーですらそうなのだから、音楽業界はそのあたりぬるいと思うね。

『デジタル音楽の行方』への反応 その17

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

今頃紹介するのも申し訳ないが、『デジタル音楽の行方』を「これまで一人でもやもや考えていたことについてアタマを整理する助けになった」と2005年ベストに選んでいる方がおられた。ありがたいことである。

一方で SAMARQAND さんの「プログレの歩み」というエントリに CYKICK.ORG さんがコメントで『デジタル音楽の行方』に言及されている。

いろいろ載ってて読まないより読んだが良かったな、という感想です。その中に書いてあるCD Baby(外国)は少ない成功例(サイト)だそうです。

うーむ、微妙。それはともかく、これは以前に紹介済だが、CD Baby が日本進出した CD Baby Japan が立ち上がってますよん。

とりあえず感想のバリエーションは出揃った感じですな。これからは Casual Thoughts about Any Phrase の「"Mashup"と創造性の喚起」のような『デジタル音楽の行方』を援用したエントリが出てくるとよいなと思う。

『デジタル音楽の行方』への反応 その16

『デジタル音楽の行方』だが、楽天ブックスにもレビューがあがっている。23才男性のジュン4335さんのレビューを全文引用。

音楽業に携わるもの、特にレコード会社関係者やミュージシャンは一度読んでおく事をお勧めする。既存の音楽業界のシステムに対する改善点が見えてくる。専門書としては★★★★★
逆に、音楽業界人以外が読んだらつまらない本である。

最後にガクっときてしまったので、週刊アスキー1月24日号171ページ「今週の一冊」として掲載された藤本健氏のレビューからところどころ引用させてもらう。

普段から感じている疑問に対し違和感のないわかりやすい回答をしてくれるのが本書だ。

最初はアレ? と思うが、一歩引くとまさにそのとおりという内容がズラリと並ぶ。

普段から音楽の著作権などに疑問を持っている人はもちろん、すべての音楽ファンにぜひ一度目を通してもらいたい一冊だ。

元気が出てきた(笑)。関係ないが、週刊アスキーって瀬名秀明が小説を連載しているのね。

週刊ダイヤモンド2005年12月31日、2006年1月7日新年合併号の「新刊フラッシュ」の欄に書誌情報が掲載されたらしい。『デジタル音楽の行方』が取り上げられた紙メディアをご存知の方は当方までご一報いただけるとありがたいっす。

『デジタル音楽の行方』への反応 その15

『デジタル音楽の行方』だが、Daily NOG における感想が、Amazon レビューに対する反論になりますな。

同じことが繰り返しいろんな例示で提示されていて、わかりやすいつくり。音楽産業とレコード産業の違いってのが浮き彫りになってますな。

あと週刊アスキーに「今週の一冊」として紹介されているらしい。これは読まねば。

『デジタル音楽の行方』への反応 その14

『デジタル音楽の行方』だが、Amazon.co.jp に二件レビューが公開されている。

「著作者なら必読!」という星五つの評と「大筋は認めるが、根拠が希薄」という星三つの評の二つなのだが、個人的には後者の評における、

解説で津田大介氏が音楽配信ならではの成功例として、世界中でダウンロードされた布袋とBOOMをあげていたが、本書では、そういった事例紹介が少なく、CDの売上げや価格など、データも非常に少ない。

という部分には同意しかねる。事例紹介にかなりページを割いていると思うし(それを踏まえて同じ結論を手を変え品を変え、角度を変えて繰り返し説明する構成なのは前書いた通り)、図表こそないもののデータが少ないとは思わないんだけどな。

あと余談だが、デジモノに埋もれる日々に脱・メディア宣言! - 購入したいのは「コンテンツを楽しむ権利」というエントリがあるが、これなどまさに『デジタル音楽の行方』で語られる「水のような音楽(Music Like Water)」モデルだと思う。

『デジタル音楽の行方』への反応 その13

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

『デジタル音楽の行方』だが、今日はまず kenyama's blog の「ショップの試聴機と音楽の未来」から引用。

 しかし、読んできて気になるのは、どうしてレコード会社は顧客を信用しないのであろうか。津田氏の解説によると試聴機を置かせたくない理由の一つが、「つまらないと判断されても買われなくなるだろう」である。彼らは何を売っているのだろうか? それだったらCDに交通安全や安産祈願の御利益でもつけて売ればいい。

インターネットの効用に「中抜き」というのがよく言われる。しかし、中間業者が必ず「抜く」べき搾取を行う悪徳業者とみなすのは間違っている。とはいえ、「顧客を信用しない」にとどまらず、消費者を「潜在的な犯罪者」と扱う現在のレコード会社に対しては取引を行うのに必要な敬意を相手に持てないよね。

続いて ono-log のエントリのコメント欄によると、recommuni の音楽本グループにトピックが立っているみたい。ワタシは recommuni のアカウントを持っていないので見ることができないが、本の内容におかしなところを見つけたら遠慮なく訳者までご指摘ください。

『デジタル音楽の行方』への反応 その12

遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。今日の画像は、『デジタル音楽の行方』at 故郷の紀伊国屋書店(ベンジャミン氏撮影)。伝記本に囲まれてますな。

ところで関係ないが、最後の古畑任三郎いいねぇ。西村雅彦が復帰したのは最後だからか。三谷幸喜の脚本を久方ぶりに堪能している。第三夜も期待できそう。

そろそろ紙メディアでの『デジタル音楽の行方』の書評を読みたいところだが、今日はまずソフィアの森の映画と音楽の「音楽産業に携わる人の必読書「デジタル音楽の行方」」から引用。

「音楽産業は、これからどこに向かって行くのだろうか?」と常日頃から考えていた私にとって、これほど分かりやすく、断定的に音楽産業の将来を見据える本に出会ったのは初めてです。まさに目からウロコでした。

しかし、デジタル用語がふんだんに出てきますので、かなり手ごわい本ではあります。この本をお読みになる方は、まず最初に津田さんの解説文を読んでください。それから本文をお読みになることを薦めます。これで、かなり楽になります。

ワタシとしても異論はないっす。続いてはborixxの日記から引用(改行は修正)。

音楽業界に関わる方以外にも、音楽配信や将来の音楽の聴き方がどのように変わっていくのか、興味があるだけの方にも十分おすすめできる内容です。間違いなく本書の指摘していることの大半が現実的なものになるであろうことは感じられるし、おそらくここ10年の間に今とは異なる(今やっと動き出している)音楽業界、音楽の聴き方のモデルが実現されるはずです。

若干似たような内容が繰り返し論ぜられる点は訳者の指摘通りくどいようにも感じますが、約300ページ、一気に読めるくらい解りやすくかかれてます。

ただ NOIZ NOIZ NOIZ で指摘されるような問題点もあるかもしれない。

あと、ここで言われている「アーティスト」っていうのが、なんだかんだでポップスターを想定してるのかな、っていう気はしました。もっとこう、ちょっとデータ形式での「配信」というのが馴染まないタイプの音楽って世の中にはたくさんあると思うんだけど。

まあ、なんといっても肯定的な本ということで、引用した分の後に続くようにそうした音楽も拾い上げる方向にテクノロジーが進歩するという確信を持っているということだと思う。しかし、ばるぼらさんも指摘するように超高音・超低音が重要な要素である民俗音楽は厳しいだろう。

2006年も YAMDAS Project の余生と『デジタル音楽の行方』をよろしくお願いします。

『デジタル音楽の行方』への反応 その11

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

『デジタル音楽の行方』だが、来年年明けの1月8日に下北沢 QUE で行われるオールナイトイベント "Straight Branch" の期間限定ブログで取り上げていただいた

というわけで、AXの日に津田大介氏からプレゼントされた新刊本「デジタル音楽の行方」(David Kusek + Gerd Leonhard:著)を読んでいるのだが、これがすごくおもしろい。音楽の未来へ続く書。独立していざ歩き出そうとしているおれたちだが、このワン・ステップはどうみても必然だったわけだ。音楽家とリスナーに大きな勇気を!翻訳も信じられないほど優れている。

ここまで誉めていただくとかなり照れますね。それにしても津田さんには心から感謝しないといけませんね。本来なら訳者が動かねばならないのだが、田舎で隠遁生活を送っている上に音楽関係となると心当たりがあまりないもので……

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