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Lou Reed, Live in Italy

Live in Italy

Live in Italy

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キャリアの長いアーティストなら大抵そうだが、ルー・リードもライブ盤を何枚も出している。その中で一枚選ぶとするなら、やはり『Live in Italy』になるだろうか。

バンドメンバーも、ギターがルーと故ロバート・クイン、ベースがフェルナンデス・サウンダース、そしてドラムがフレッド・マーという『Blue Mask』期の "You can't beat 2 guitars, bass, drum." なルー親父が最高の力を発揮する構成で、選曲もこの時点での代表曲が網羅されている。

個人的には "Some Kinda Love" から "Sister Ray" につながるヴェルヴェット・メドレーにおける、ルーのトラクターのエンジン音のようなギターとクインの痙攣ギターの絡みが最高である。

唯一難を言えば、ジャケットが素晴らしい構図のオリジナル(asin:B000005S35)からぱっとしないものに変わったことか。これは謎だ。

あと偶然にも、現在 Gyao でこの面子によるボトムラインでのライブ A Night With Lou Reed の放送もやっている(アンディ・ウォーホルもちらと映ります)。ただこちらはルーがライブでリードギターを久方ぶりに弾くようになって間もない頃で、ギターソロになるといきなり座り込んで調整始めたり、客に背中を向けたりして微笑ましい。

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