文章の論旨に特に異論はないのだが、タイトルがひっかかった。
若い人は知らないだろうが(おえーっ)、Windows 3.1 の日本での出荷時のキャッチフレーズがこの「笑ってお仕事」だったのだ。
Windows 3.1 がその宣伝文句に見合う代物かどうかは書くまでもない。そのため、以降このフレーズは皮肉っぽい文脈で使われるほうが圧倒的に多い。
だから件の @IT の文章も、てっきり後半にどんでん返しが来るだろうと思いながら読んで少し拍子抜けしてしまった。執筆者である西村賢氏は当方よりも年長だからそのあたりの事情を知らないわけはないのに、どうしてこのフレーズをあえて選んだのだろう。
さて、実は以上は完全に前置きだったりする(笑)。
この「笑ってお仕事とは」というフレーズを見たとき久方ぶりに思い出した「踊ってお仕事」を紹介したかったのだ。
これなど7年以上前に書かれたものだが、mayo さんの文章は今読み直しても楽しめるものが多い。最近ブログがつまらない話があったが、昔も今も面白いものを書いている人は結構いるんだよ。それを忘れちゃいけない。