ハヤカワ新書juiceについてはジョナサン・ジットレインの『インターネットが死ぬ日』が出たときに取り上げているが、このシリーズから『ウィキペディア・レボリューション』という本が出るのを知る。
ウィキペディア・レボリューション―世界最大の百科事典はいかにして生まれたか (ハヤカワ新書juice)
- 作者: アンドリューリー,Andrew Lih,千葉敏生
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/08
- メディア: 単行本
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あれ? 同じような本が以前出てなかったっけと記憶を辿ったら岩波書店から出た『ウィキペディア革命』だった。
書名的にはほぼ同じだが、著者も訳者も違うから別の本なのだろう。
ハヤカワ新書juiceからは既に『ロングテール(アップデート版)』(asin:4153200042)や『クラウドソーシング』(asin:4153200018)といった Web 2.0 方面の理論的バックボーンとなった本が出ており、かなり分厚い本を新書と言い張るセンスを含め(笑)なかなか興味深い。