Slashdot で知ったが、Software Freedom Law Center がペースメーカーに代表される人体に埋め込まれる医療装置のソフトウェア透明性についての論文を公開している。
Killed by Code というタイトルにはちょっとギョッとするが、まさにソフトウェアの出来が人命に直結する分野である。SFLC 的にはフリーソフトウェアを推奨しているが、大丈夫かねとちょっと思ってしまう。
SFLC の論文が扱う分野ほどクリティカルではないが、今年の OSCON の大きなテーマの一つがヘルスケアだったようだ。
医療を変える50のオープンソースプロジェクトを取り上げたのが一年前だが、いよいよフリーソフトウェア/オープンソースは、この分野にも本格的に参入しようとしているのか。