いやー、映画マニアなら常識な話なのかもしれないが、これは知らなかった。
岸田裁月さんの殺人博物館で紹介されていたポール・ベイトソンだが、「バッグ・マーダース(bag murders)」と呼ばれた彼の快楽殺人をモチーフにして作られたのがウィリアム・フリードキン監督、アル・パチーノ主演の問題作『クルージング』である(DVD が出ていない……)。
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で、そのポール・ベイトソンは、ウィリアム・フリードキンの代表作にしてワタシのオールマイベストの一つである名作『エクソシスト』に出演しているのだ!
また、ポール・ベイトソンは同じフリードキン監督の『エクソシスト』(1973)にX線技師の役で出演している。この映画でリアリズムを重視したフリードキンは素人を多く起用していたのだが、その中に後の殺人者がいたというわけだ。『クルージング』の製作に際して、フリードキンは塀の中のベイトソンに面会し、取材したと伝えられている。
殺人博物館〜ポール・ベイトソン
こんなことってあるんだねぇ。
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