クリエイティブ・コモンズがデータに関する FAQ を公開したよという話で、要は「データ」にも「データベース」にも CC ライセンスは(もちろん条件を満たした上で)適用可能だよ、ということである。
やはり、こういう表明にも(ビッグ)データの時代なんやねと感じるわけである。
面白いのは Creative Commons の Wiki で公開されているデータに CC が適用されている事例とデータに CC0 が適用された事例(CC0 とは簡単に言えばパブリックドメイン相当の CC ライセンス)。
いずれも非常にオーストラリア、イタリア、英国など各国の政府関係機関を含む貴重なデータ、データベースがいっぱいで目をみはる。Creative Commons がライセンスのデータへの適用について本腰になる契機となった一つに OpenStreetMap があったと思うし、現に OSM も前者の事例に入っているのだが、Open Database License (ODbL) へのライセンス移行はまだなのだろうか。