テリー・ギリアムが、個人的にもしくはプロの映画監督として影響を受けた映画について語っている。詳しいコメントは原文にあたってくだされ。
- 記憶にある初めて観た映画
- ディズニーの『白雪姫』(asin:B002GRX110)
- 子供時代を規定した映画
- ラオール・ウォルシュ『バクダッドの盗賊』(asin:B004NORU70)
- 最高の映画鑑賞体験といえば
- マーロン・ブランド『片目のジャック』(asin:B004NZJ4UA)
- 後の仕事にもっとも影響を与えた啓示となった映画
- スタンリー・キューブリック『突撃』(asin:B004X3Z38O)
- 映画を監督する気にさせた作品
- 黒澤明『七人の侍』(asin:B002DUH7HE)
- 皆は嫌うけど好きな映画
- 『片目のジャック』
- (デイヴィッド・ピープルズの「映画には三つ素晴らしいシーンがあれば名作だ」という発言を受け)「三つの場面」がある映画といえば
- フェデリコ・フェリーニ『カサノバ』(asin:B00117D562)
- 途中で席を立ってしまった映画
- ニコラス・ローグ『錆びた黄金』(asin:B007RGQBTO)。あと席は立ってないが、ジャン=リュック・ゴダール『愛の世紀』(asin:B0001CGNJO)は上映中ずっと寝てた
- 最初観たとき嫌ったけど、後に愛するようになった映画
- 俺はとても執念深くて、心変わりはしないんだ!
啓示となった映画にギリアムと同じくイギリスに移住したアメリカ人監督であるキューブリックの作品を挙げているのは興味深い。あと映画をとるのにもっとも inspire された映画に『七人の侍』を選んでいるのはなんか嬉しいな。そういえば『未来世紀ブラジル』には「サムライ」が夢のシーンで登場してたね。
そして『未来世紀ブラジル』の夢ふたたびが期待されるギリアムの新作『The Zero Theorem』だが、ようやく来月イギリスで公開されるとのこと。現時点では日本公開は今年秋らしい。