『テクノロジーが雇用の75%を奪う』(asin:4023313661)のマーティン・フォードの新刊はロボットの台頭がテーマという話を数ヶ月前に書いたのだが、その邦訳が先月出てたんだね。速い!
- 作者: マーティン・フォード,松本剛史
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2015/10/22
- メディア: 単行本
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「ロボット普及、労働人口の半数の職奪う可能性」なんて記事を読むにつけ、これは売れるだろうなと思うのだが、森山和道さんのツイートを見ると、単に不安を煽るだけの本ではないようだ。
『ロボットの脅威』日経
https://t.co/Fg98f2CkrK
は、原題もこうだから仕方ないんだけど、内容が誤解されやすい邦題。半分はロボットなど自動化技術の話だけど、残り半分というか著者の主題は、格差が広がると経済成長が停滞するって話。自動化はその1要素。
— 森山和道 (@kmoriyama) November 16, 2015
ちなみに著者は、シンギュラリティは現段階では程遠いと言ってる。人工知能にしても、AGIよりもむしろ汎用ではないAIが台頭するのだ、と。なぜなら多くの仕事が汎用知能よりも特化した知能を必要とするものだから。
— 森山和道 (@kmoriyama) November 16, 2015