かつてマイクロソフトでビル・ゲイツの右腕役を務め、「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」とも評されたネイサン・ミアボルドは、金に糸目をつけずに料理をとことん科学で殴った豪華料理本を出しているが、調べものをしていて、その続編となる本 Modernist Bread を昨年秋に刊行しているのを今更知った。
Modernist Bread (Modernist Cuisine)
- 作者: Nathan Myhrvold,Francisco Migoya,Cooking Lab Photography Team
- 出版社/メーカー: Cooking Lab
- 発売日: 2017/11/07
- メディア: ハードカバー
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今回は、タイトルから見るにパンに対象を絞っているようだが、それでも5分冊、全2500ページという分量にしろ、7万円近くの価格にしろ、まったく手加減していない。世界でもっともパンに詳しい本だったりして。
ネイサン・ミアボルドの料理へののめりこみぶりについては、TED 講演も参考になるが、このような道楽ができる金持ちは素晴らしいね。
分量的にも価格的にも邦訳は前作同様期待できないが、これは仕方ない。