japan.linux.com に山根信二さんのウェブログができているのを偶然知る。何ということだ。前に紹介した CPSR 日本支部のウェブサイトとあわせ、山根さんの活動を知ることができて嬉しい。
これは昔書いたことであるが、ワタシは黒木玄、稲葉振一郎、森山和道、山形浩生、そして山根信二さんといった方々の優れた仕事をウェブを通じて知り、自分も何かやりたいと思い、徒手空拳で YAMDAS Project を始めたのである。
上に挙げた人たちとワタシでは頭のできからしてまったく違うわけで、彼らの仕事を見て「自分も何かやりたい」と思うのは、まったくもって無謀というか無知だったと半ば呆れるのだが、やはりワタシも若かったのだろう。ユリイカ4月号の稲葉振一郎の文章を読み、当時のことを思い出したりした。
黒木さんや稲葉さんは掲示板を主戦場にしていたわけだが、ワタシはそうした場を運営しようと思ったことは現在まで一度もないし、そうした議論にもほとんど参加しない。そうした嗜好の違いは当時から自覚していた。
あと FLOSS 関係のウェブログというと、日本Linux協会blogというのもできている。しかし、これをどういう層に読んでほしいのかよく伝わってこないのだが。「Linuxにまつわる最新事情を告知する」だけなら他にもいろいろあるような……